2016-11-02
絶滅を救え!特別天然記念物ナベヅルが愛したお米
日本では美しい自然風景を表す言葉として花鳥風月という言葉があります。
古来、鳥が人の心の中で深くかかわりを持ってきました。
なかでもツルは日本の文化にしっかり根付いている鳥です。
ツルは世界には15種が知られていますが国内には7種のツルが生息しています。
山口県周南市は特別天然記念物ナベヅルの本州唯一の越冬地です。
ナベヅルは中国、ロシア、モンゴルなどで繁殖し、世界の推定個体数は約11,500羽。
日本での越冬は約10000羽で冬季になると日本に多くが越冬します。
またナベヅルは絶滅危惧II類とされてます。
山口県八代のナベヅルは、日本初の禁猟対象として1887年(明治20年)に指定され、「八代のツルおよびその渡来地」として1955年(昭和30年)2月15日に国の特別天然記念物に指定されました。
主な越冬地である出水平野では他種も含め多数の個体が飛来し過密状態になっていることから、
感染症による生息数の激減が懸念されています。
ナベツルが厳しい冬を乗り越えるためには『人と環境とナベツルが共存する場所』を広げていく必要があります。
発掘収穫祭では特別天然記念物ナベヅルが愛した豊かな生態系がある新鮮なお米八代産コシヒカリ『鶴の一声ぶちう米』を出品します。
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To discover the food culture of Japan
『Harvest Festival』
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